ヤナギノマイ の一夜干しの作り方
▲ こちら、ヤナギノマイ というお魚。
■ ヤナギノマイとは
メバルの種類でモヨ、モッキなどいろいろな呼び名がある。
北海道から東北地方で主に3~6月にかけて獲れる。
身はメバルの仲間だけあって程よくしまっていて、煮付、塩焼き、お刺身などなんでもいけます。
鮮度は落ちやすいので、お刺身にするときは鮮度に気をつけてください。
名前はかっこいいが、どちらかというと外道で決して高級なお魚ではありません。
味は脂は少なくあっさりとしており、料亭などでも重宝されるようです。
個人的にはガヤ(エゾメバル)よりは好きですね。
刺身も好きですが、塩焼きがおすすめ。
今回はヤナギのマイを一夜干しにしていただきたいと思います。
♦ヤナギノマイの一夜干しの作り方
① 表面を水で洗い、鱗を落とします。
② 背開きにします。
③ 10%塩水(水500㎖に塩50g)に1時間漬ける
▲ラップをして、1時間放置。
約1時間経ったら、キッチンペーパーで表面の塩水を取ります。
▲串に通して干します。
あいにく外は雨なので、キッチン換気扇下に設置。換気は強にしましょう。(笑)
はじめは水がポタポタ落ちてくるので、下に新聞紙などを敷いて置くことを忘れずに。
▲写真ではわかりにくいですが、一晩でだいぶいい感じになってます。
干し加減はお好みですが、あまり干し過ぎると身が固くなってしまいますので、ご注意を。
▲美味しそうに焼けました。
■ ヤナギノマイの一夜干しを食べてみる
干しているので、表面は少し硬いが味は濃縮されて旨味があり、とても美味しいですね。塩加減もバッチリです。
身の味は、ホッケの塩焼きに似てる感じがしました。あくまで個人的感想です。
今回のヤナギノマイはサイズが少し小さいので、食べやすい身の部分はあまりなく、身は美味しいのですが、一番おいしい部分はやはり皮の部分でしょうか。
ヤナギノマイに限らずですが、皮と皮の身の境目には旨味がぎっしりで美味しいです。
今度もう少し大きいサイズをもらえたら(もらう前提)、皮だけ炙った刺身で食べたいですねー。
それではまた。