知床・ウトロ 絶景フレペの滝散策に行ってきた
知床ウトロにあるフレペの滝への遊歩道入口の場所は知床自然センター裏手徒歩3分くらいのところにあります。
さっそく散策開始です。
森の中を程なく歩いて行くとシカの食害を防ぐために覆われた広葉樹が所々にあります。
シカの好きな広葉樹なんですね。
▲これはシカがツノを擦り付けて研いだ跡です。
繁殖期の縄張り争いのためともいわれたりもするが、頭皮をこすりつけて角を出し磨く習慣があります。
そして角は4月頃に抜け落ち、初夏に再び生えてきます。
運がよければ、角が落ちているかも!
森を抜けて少し歩くと開けた場所にワラビがたくさん自生しています。
さらに少し歩くとフレペの滝に到着。
絶景です!!
滝は地下水が流れ出ている感じで量は少なめです。
(右の影になって写ってませんが)
そのため乙女の涙ともいわれています。
ツバメがたくさん飛んでいて気持ち良さそうです。
戻る途中に柏の木がありました。
知床方面には柏の木が多く群生しています。
柏の葉は枯れても落ちずに新芽が出て来るのを待ちます。
このことから、柏の葉を包んだ柏餅は世代交代や子孫繁栄に結び付く縁起の良い食べ物として言い伝えられており、端午の節句に食べることに繋がっているようです。
ちなみに北海道では端午の節句にはべこ餅を食べる風習があり、柏餅よりもべこ餅の方が馴染みがありますね。
フレペの滝は四季を通じて知床の壮大な景色を堪能できます。
冬にはスノーシューを装着してハイキングを楽しむこともできます。
一度行ってみてはいかがでしょうか。
それではまた。