夏にピッタリ、冷やしハトムギ茶の作り方
これ何かわかりますか?
実はハトムギなんです。
左から殻付き、殻を剥いた薄皮付、渋皮付、子実。
殻を剥くのはなかなか大変な作業で、ペンチやプライヤーなどで中の子実を潰さないように圧を加えて手で取りました。
ちなみに白い子実はヨクイニンとも呼ばれる漢方薬の原料になる生薬の一つで肌荒れやイボに効果があるといわれています。
ヨクイニンを使ってお粥やクッキーなどに料理している方もいます。
シリアルにして食べるのもいいですね。
大量のハトムギの殻を一粒づつ剥くのは大変なので
ハトムギといえばハトムギ、玄米、~~♪ でお馴染みのお茶を作ってみました。
♦ ハトムギ茶の効能
- ヨクイニンには体内の水分を調整する働きがあり、肌の調子を整える効果が期待できます。
- ビタミンBによる脂質を分解する働きによる動脈硬化の予防に役立ちます。
- カリウムと食物繊維も含まれているため、むくみ防止や便秘解消に役立ちます。
♦ハトムギ茶の作り方
殻付ハトムギを軽く水洗いして表面の汚れを落とします。
それをフライパンで乾煎りします。
▽弱火〜中火で約10分くらい煎ると、香ばしい香りがしてきます。
そのまま煎り続けること30分後完成です。
少し焦げくさくても大丈夫です。笑
▽煎ったハトムギをミキサーにかけます。
▽粉状になったハトムギをお茶用パックに詰めます。
粉状なので、煮出す時にパックの隙間から出てきてしまう可能性があるので、パックをしっかりと閉じるか、パックを二重にすると安心です。
▼試しにヤカンに1パック入れて5分程度煮出しました。
▼うっすらと黄色くなったので、飲んでみるとほんのりお茶の香りはしますが、味は薄いです。
▼ヤカンに戻し更にもう1パック追加して5分煮出したら先程よりもしっかり色と香りが出ました。
■ まとめ
飲んでみると香ばしい香りと特有の風味があるが、クセのない美味しいハトムギ茶が出来ました。
温かいまま飲んでも美味しいですが、冷蔵庫で一晩冷却すると夏にピッタリの冷たいハトムギ茶が出来ます。
1リットルのハトムギ茶を作るにはお茶パックは2〜3パックを5分程度煮出すとちょうど良い濃さのお茶が出来ます。
今年の夏はハトムギ茶!
一度お試しください。
それではまた。