手作り納豆にチャレンジ!
僕は健康のため、なるべく身体に良いと言われているものを食べるようにしている。
中でも、朝食に欠かせないのが納豆。
油揚げに挟んで焼く、揚げ納豆をお酒のおつまみとして食べるのも好きですね。
そんな納豆のどの辺が身体に良いのでしょうか?
♦納豆が身体に良いと言われているわけ
① 納豆の原料はタンパク質豊富な大豆であり、バランスの取れた栄養を簡単に取ることができる。
② ネバネバに含まれるナットウキナーゼという酵素は血栓のもとになるたんぱく質を分解して血液をサラサラにする働きをする。
③ 免疫力アップの効果が期待できる。
納豆菌は熱に強く、生きて腸まで届きます。腸にある免疫細胞が働きやすくするための腸内環境を整える働きをすることで免疫力を高めるといわれています。
では、その身体に良い納豆は手作りできないのでしょうか?
美味しい国産大豆で作ったら絶対美味しいと思うのですが・・・
さっそく、納豆を簡単に美味しく手作りできるのか試してみます。
手作り納豆を検索するといろいろな作り方が出てきます。
納豆を作る時の一番のコツは大豆を40℃環境で24時間保温すること。
中でも失敗しなさそうなのが、ヨーグルトメーカーで作る方法。なんか納得。
しかし、今回は機械を使わない別の方法で試したいと思う。
そして、発泡スチロールと使い捨てカイロで保温して作る方法で試してみました。
【用意するもの】
大豆(今回は北海道産中粒白目)50g
市販の納豆少々
納豆菌
熱湯
スプーン
大豆を入れる容器
発泡スチロール
タオル
さらし
カイロ
【作り方】
♦大豆を煮る
一晩水に浸した大豆を鍋で柔らかくなるまで煮ます。
煮えたら納豆菌を用意します。
▲朝食に食べた市販の納豆を少量パックに残した状態。
そこに沸かして冷ました水を大さじ2くらいの量をかけてスプーンでかき混ぜます。
その納豆菌液を納豆ごと煮えた大豆にかけて混ぜ合わせます。
▼それをこの滅菌した容器で混ぜて平らにならします。
▲その上から濡らして絞ったサラシをかけます。
※熱で大豆が乾かないようにするため。結構重要かも。
発泡スチロールの底にカイロと上の容器の上に2個目カイロを置いてその上からタオルで熱が逃げないように包みます。
※納豆菌は空気がないと繁殖出来ないのでしっかりと蓋はしないこと。
▲発泡スチロールの蓋も少し隙間を開けておく。
使用した使い捨てカイロは16時間持続のため、12時間くらい経ったあたりで追いカイロをして約40℃をキープします。(温度計で測ってないので40℃になっているかは不明。笑)
そして、大豆に納豆菌を混ぜてから約24時間経過したのがこちら↓
△最初に入れたもともとの納豆周辺はなんとなく納豆ぽいけど・・・納豆の匂いもあまりしない。
失敗か?!
まぁ、せっかくですからもう少し様子を見ようと思い、追いカイロ投入。
7時間放置(気づいたら7時間経っていた。笑)
▲よく見ると大豆の表面はさっきより菌に覆われている感じがします。
一応完成! かな?
これを冷蔵庫に入れて一晩熟成します。
おお!ちゃんと糸引いて納豆になってる。感動!
寝かして菌が成長したのかな?
▲混ぜるとネバネバするけど、少しゆるい感じ。
♦手作り納豆を食べてみる
市販の納豆と比べるとネバネバはややゆるく、強烈な納豆の匂いはあまりしないですね。たまたまかも??
味は大豆の甘味と旨味が良い感じで美味しいが、
味も匂い同様、納豆感は強くはなかった。
♦︎まとめ
●今回、保温24時間では、納豆菌がうまく繁殖せず、およそ完成には30時間は必要であった。
使いすてカイロの量や時間次第で24時間で可能になるのかな?
●出来た納豆は良くいうと大豆の旨味を感じる美味しさでした。
臭いとネバネバは市販の納豆と比べると弱いので、本来の納豆が苦手な人には食べやすいのかな?
逆に少し物足りないと感じる人もいるかもしれませんね。
今度は、小粒大豆でやってみようかなー
それではまた!